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発想の転換による企業戦略改革

船舶
企業戦略
背景
  • 重厚長大な資材は専用船での運搬が常識だったが、運行効率は悪い
  • A社が補給する鋼材はグローバルになり、消費量の6か月分まで増大してきた。
  • このため、キャッシュフローも悪化し、抜本的な改革が必要
狙い
  • インターネットでグローバルな在庫を把握し、該当地域へ適時供給したい
  • 毎週、運行しているコンテナ船を利用することで、必要量だけ供給する
  • コンテナに簡単に乗せられるローダー/アンローダーを自社開発する
  • グローバルな在庫を、この発想転換により半減したい
  • 他の業界にも普及させ、新たな事業展開としたい

改善案

【発想の転換】
①コイルは不安定なため、専用船で運搬することが必須 ⇒ コンテナの活用
②専用船のほうが運送費は大量輸送のため安価 ⇒ 在庫を含めたトータル費用はコンテナが圧倒的に有利
③コンテナローダー/アンローダーの開発 : 他の領域でも活用可能
④インターネットで全世界の在庫状況が把握 ⇒ 適時補給が可能

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①輸送リードタイムの短縮(コンテナ積み込みの容易性、定期運航による待ちの削減)
②大幅な在庫削減の実現(ジャストインタイムに近い供給、6か月在庫⇒2か月在庫)
③輸送品質が大巾に向上(コンテナへのローダーとモジュールパレット使用で安定)
④ラッシング木材の大幅使用減(新開発のモジュールパレットは木材は使用しない)
➄在庫削減も含め輸送コストの大幅削減と結果としてキャッシュフローの革新的改善