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半導体輸入商社の適正フォワーダー選択と3PL活用

半導体
3PL
背景
  • 半導体の輸入仕入れ先は、北米、西アジア、欧州、アジア、オセアニアなど多岐にわたる。
  • このため、輸入方法も国により異なり最適なフォワーダー選択が業務推進上必須。
  • 併せて顧客への出荷についても様々な加工業務と専門的技術が必要。
狙い
  • 最適なフォワーダー選択で、コスト、情報サービス、通関サービスなどの適正化を図りたい
  • フォワーダーのコンペを実施し、地域別の最適フォワーダーを発掘したい。
  • フォワーディング情報をデジタル化し、今後の計画に生かしたい。
  • 顧客への納品では加工処理を行うが、技術性が高いため専門の3PL活用により顧客満足向上

改善案

【改善案ー1】
①主要なフォワーダー4社に対してA社の要望をまとめたRFPを提示し、提案を受けた。
②主な評価項目
要望事項(コスト削減10%に対する姿勢)、仕入先拠点対応状況、サービス対応状況(料金、対応窓口、情報連絡、通関時保険、国内直送、緊急時対応など)、拠店別コスト比較
③結果:地域別最適フォワーダーの選定 コスト削減目標10%の達成

【改善案ー2】
①半導体を輸入し、そのまま顧客へ直送するケースもあるので対応可能なフォワーダーを選定。
②顧客への出荷時に「半導体を加工」する場合があり、技術的対応も要望される。
売り上げの増大に対し、対応技術者の不足が生じる可能性があり、専門性の高い加工業者を選定しA 、社内の工場施設で運用委託を行った。
③この結果、加工コストの低減と技術者の確保ができ、半導体専門商社としての経営内容が好転した。